


(各画像をクリック賜わりますと詳細が出ます。)
食育
食品一般 / 2008-09-03 17:01:42
食育(しょくいく)とは、食に関する知識を習得し、自らの食を自分で選択する判断力を身に付けるための取組みのことである。2005年に成立した食育基本法においては、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられている。はじめて食育という言葉使用したのは、陸軍薬剤監だった石塚左玄(1851~1909)である。彼は次の様に提唱している。
①食育:「体育智育才育は即ち食育」なりと食育を提唱した。「食育食養」を国民に普及することに努めた。
②食本主義:「食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり」 心身の病気の原因は食にあるとした。人の心を清浄にするには血液を清浄に、血液を清浄にするには食物を清浄にすることである。
③人類は穀食(粒食)動物なり:人間の歯は、臼歯・16/28本・60%⇒穀物を食べるようになっている。門歯・8/28本・30%⇒野菜、果物を食べるようになっている。犬歯・4/28本・14%⇒魚、肉を食べるようになっている。
④郷に入りては郷に従え:その土地の環境にあった食事を採る。地産地消。季節のものを食べよ。「春は苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は脂肪」
⑤バランス良く食べよ:ナトリウム(陽性)⇒肉、卵、魚と動物性食品。カリウム(陰性)⇒野菜、果物と植物性食品。陰・陽のバランスが崩れると病気になる。
⑥全体食:一つの食品を丸ごと食べることで、陰陽のバランスが保たれる。例)玄米食、リンゴの丸かじり、煮汁を食べる。
現代でも充分通用しますね。尚、記事を書くにあたって、WikipediaおよびNHK「ラジオ深夜便」を参照しました。 小田原梅干
箱根 明神岳
地域おこし / 2008-04-16 07:39:57
大雄山・最乗寺を左手に折れると、「明神岳まで2時間」の標識が出てきます。なだらかな山道を登っていくと、うぐいすの鳴き声が聞こえます。久しぶりの明神岳です。1時間程登ったところで振り返ると、眼下に足柄平野、曽我山、相模灘が広がっています。金時山と違って、頂上までなだらかなので登り易いかも知れませんね。
富士山もはっきり見えました。手前の山は金時山です。頂上には風除けが無く、少々寒い。山小屋も無いのが、人気がイマイチの理由でしょうか。その分見晴らしは抜群で、神山・駒ケ岳・大涌谷等も目の前に見えます。
帰りは「矢佐芝方面」の標識従い、直下に降りて来ました。実は以前、道に迷ってしまい、藪の中を進む羽目に成ってしまいました。その為のルートの確認が今回の目的でしたが、標識もルートも分かり易くなっていました。おまけに、途中で美味しい湧き水も発見し、お薦めのルートとなりました。
鈴木忠義氏(東工大名誉教授)によれば、「富士箱根伊豆」はオールシーズン型の観光地であり、広義の田園都市圏です。小田原から東京までは新幹線で40分程、新宿までは小田急線・ロマンスカーで1時間強の位置にあります。新幹線通勤者には小田原市から補助金も出ます。
かっては伊藤博文、山形有朋といった首相経験者、益田孝、野崎廣太、松永安左ヱ門といった財界人も住んでいました。あなたも住むことを検討されては如何ですか? 小田原梅干
熱海 起雲閣
Weblog / 2008-04-10 08:25:37
起雲閣(きうんかく)は、政・財界で活躍し“海運王”とも呼ばれた内田信也により1919年(大正8)に建てられました。日本の伝統的な建築美を伝えるこの建築「麒麟」は、東向きに建てられています。
その後、根津嘉一郎(東武鉄道・創業者)の所有となり、1932年(昭和7)洋館「玉姫」「玉渓」が増築されました。「玉姫」はアールデコ調のダイニングルーム、「玉渓」は暖炉を持つ、チューダー様式のリビングルームです。共に南向きに建てられています。
「麒麟」「玉姫」「玉渓」を見る限り、どの建物も日当たり・風通しがすこぶる良い。旧帝国ホテルの設計者・ライトが住宅建築で推奨した手法です。しかし、敷地利用としては巽落ち(南東方向が抜ける)で、日本では嫌われています。ここに根津の斬新性を見る思いがしました。
1947年(昭和22)に旅館として生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、船橋聖一、武田泰淳などの文豪達にも愛されてきました。川の流れを取り込んだ庭園といい、一度あなたも見学されると良いでしょう。小田原梅干
文命堤
地域おこし / 2008-04-02 09:26:08
今年も随所で、桜を楽しむことができました。あなたは如何でしたか?写真の桜は何処にあるかと言いますと、実は堤防の上(天端・「てんば」と読む)にあります。最大幅で50m。治水上、重要な役割を担っています。
小田原北条氏が秀吉に滅ぼされて後、徳川家康は大久保忠世を小田原城主としました。忠世は足柄平野全体にかんがいし、米作をさせようと、流路を平野の中央寄りに移す決意をしました。その為の堤防でした。ところが富士山の噴火(1707年)やらで、なかなか進展しません。結局、1726年・田中丘隅、1735年・蓑笠之助の働きによって完成を見ました。
忠世は武田信玄の釜無川の治水工事に、ヒントを得たのではないかと見ています。旧・御勅使川と釜無川との合流地点である現・信玄橋一帯が洪水に見舞われていました。それで、竜王の高岩(竜王鼻)に堤防を築いて御勅使川の流路を北へ移し、釜無川水流の制御をした訳です。
現在、どちらも水の辺の憩いの場となっています。尚、記事を書くに当たり、南足柄市・「市史の散歩道227、228 いにしえ探訪」を参照しました。小田原梅干
蘇えりの季節
今日の出来事 / 2008-03-26 12:01:23
泰山木(タイサンボク)の白く清楚な花も満開となり、10日早く春が訪れた感じです。白やピンクの鮮やかな色が目に飛び込んで来る季節となりました。散策もジョギングも大変心地良い。自然の営みには感謝です。
人間の営みには死角が出来易い。例えば地下道。良く落書きが目に付いたものでした。写真のように市内の小学生による絵画を掲げた地下道ですと、思わず立ち止まって眺めたくもなります。
教会ではイースター(復活祭)でした。キリストの復活を祝う日です。死んだ者が生き返ると言う信じ難いことが起こった訳です。その後の使徒達の目覚しい働きを見る時、実際に起こったのであろう。
春は蘇えりの季節です。我々も重いコートを脱いて、蘇えりたいものですね。 小田原梅干
ビッグビジネス
ビジネス / 2008-03-17 11:41:52
40年前、まだ東京都水道局の施設が残っていた新宿副都心も、すっかり整備されていました。行く度に、超高層ビルが増えていましたが、都庁舎の建物で一段落した感じです。
街路も広く綺麗になりました。京王プラザ前も以前と変わらず、魅力的です。(写真)
今回も「マーケティング」のセミナーに出席する為でしたが、ビッグビジネスでないと難しいようです。取分け、私が展開している様な小さな事業では。諦めの悪い私は続けていますけれども。
超高層ビルも、最後にビッグな都庁舎が出て来ましたね。ため息の出た一日でした。 小田原梅干
春に寄せて
Weblog / 2008-03-12 09:14:12
ノロウィルス?にかかり、吐き気と下痢に悩まされました。秘書にお粥、うどん、蜂蜜パン、湯豆腐等を作ってもらい、どうやら危機を脱しました。
自分でもキューピー様から送られて来た、パスタソース「明太子」をうどんに絡めてパスタ状にして、食べてみました。結構いけます。下痢している時にはメニューとして使えそうです。
うぐいすの鳴き声を聴きました。以前、元旦に聴いたことがありましたが、今年は3月になってからです。やはり春はいいですね。近所の梅の花は満開だし。すべての命が芽吹く春は。
今年は少し生活が変わります。具体的には未定ですが。これまでの経験や知識に基づいて、対応していくことになりますが、恐らく大きな間違いは無いだろうと思う。 小田原梅干
小田原・曽我梅林2
地域おこし / 2008-03-04 09:01:51
「小田原梅祭り」は終わりましたが、梅の花はまだ充分に楽しめます。むしろ混雑せず、スケッチや写真撮りには好都合かも知れません。中河原会場の梅ノ木も随分大きくなっていました。
以前の里山の風情はありませんが、これから見る方にとっては、現在の梅林が里山の風情となるのでしょう。そして良い思い出として下さい。私にとっては青春時代の思いが、昔の梅林と結びついて蘇えって来ます。
そして現在を良く生きることによって、過去も良かったと言えるようにしたいものです。私にとってはゼミ生等と行った、甲府市酒折にある梅林も良い思い出として残っています。こちらの方は観賞用の梅林でした。近くの方にはお薦めです。
小田原市も「梅祭り」のみならず、「梅干しの販売」にも力を入れるようです。地場産業の繁栄が地域の独自性となる訳ですからね。日本を米国の一つの州と見るならば、中央集権国家が良いのでしょう。一つの国と見るならば、地方の独自性は必要でしょう。 小田原梅干
経営者の質、品格
ビジネス / 2008-02-25 09:25:53
日本人の質の劣化は、まさに目を覆わんばかりの深刻な状況です。「上質」な人間は良識を備え、道徳心がある。そういう人が経営すれば、会社にも自然と品格が備わります。相次ぐ企業の不祥事にしても、最終的に問われるのは経営者の質、品格です。-稲盛和夫氏・京セラ名誉会長ー
「組織はそのトップの人格以上のものにはならない。」と言う中島薫一郎氏(キューピー創業者)の言葉も同じ事でしょう。この人格たるや一朝一夕で良くなるものではなく、ましてや社内研修で養われるものでもないようです。そういう人間は探して来ると言う事のようです。
くだらない人間がのさばるようですと、組織も劣化するのでしょう。この点を、はきちがえている組織が多いのではないでしょうか。 小田原梅干
春夏秋冬
Weblog / 2008-02-17 17:34:11
聖書に詩篇があります。この中には、イスラエル統一王国を形成した、ダビデ王の歌が数多く含まれています。彼は神を身近な存在者とした人物でしたが、感情の起伏が激しく、必ずしも良いお手本とは言えません。調子が良いと思うと、たちまちにして神に助けを請うと言った具合です。
我々もその様な器ではないでしょうか?調子の良い時には胸を張るけれども、形勢が悪くなると うな垂れてしまうと言うように。それ故に、神を身近に持つことが必要なのでしょう。
季節に春夏秋冬があるように、人生にも春夏秋冬があるようです。ダビデの歌は、彼がどうやって冬を乗り越えようとしたか示しています。
写真は近隣で見かけた紅梅です。 小田原梅干
小田原梅祭り
地域おこし / 2008-02-09 11:02:13
立春が過ぎたとは言え、寒さが続きます。天気予報では良く雪だるまの印になっていますが、当地では実際はまだ雪は降っていません。春の気配を探しに野に出て見るのですが、蓬もまだ本番待ちと言ったところです。
庭木では梅の花を見ますが、畑の梅はまだ蕾でした。とは言え、「第38回小田原梅祭り」は既に開催されています。11日(祝)には原会場で流鏑馬が行なわれますので、晴れでしたら出かけられても良いでしょう。⇒第38回小田原梅祭り
何と言っても梅の花は、春の到来をいち早く告げてくれますので、それだけにいとおしい。写真は小田原城内で見かけた紅梅です。
横溝千鶴子教育基金
地域おこし / 2008-02-03 08:28:04
既にマスコミ報道でご存知の方も多いでしょうが、横溝千鶴子さん(大磯町在住・88歳)が生まれ故郷の南足柄市に「子供の教育基金」として10億円を寄付されました。市は10億円を運用した年利回り2500万円を使用して、文化・スポーツ分野で優秀な成績をあげた生徒の褒賞、奨学金の貸与、「豊かなこころを育む塾」の創設等に利用する。対象は神奈川県西湘地区2市10町村の生徒。
戦後、高校教諭などを務めた後、夫(故人)と調理場設備関係の会社を興し成功。その利益と、マンションや土地を売り買いして、捻出したお金です。
普段はお金を使わない。つまり見栄を張らない。宝石は買わず、醤油や砂糖を、平日半額セールのスーパーで買う。浮いたお金は鶴川学園(知的障害者更生施設)に送る。
5時起床、30分の自己流ストレッチ。その後、30分亡き夫、父母へのお供えと読経。あとは掃除、植木にお風呂の水やり。…寝る1時間前に、朝にお供えした牛乳を必ず飲む。
参考になること多いのでは無いでしょうか。尚、記事は市報、新聞、週刊誌等を参照しました。 小田原梅干
「パシフィコ横浜 国立大ホール」で
ビジネス / 2008-01-28 10:35:47
横浜の「ビジネス関連のセミナー」に行く機会がありました。写真は、その会場「パシフィコ横浜 国立大ホール」から眺めた光景です。ここは以前、三菱重工の造船所があった所です。浅野総一郎の構想による「京浜工業地帯」の一角を担っていました。
工場、「東京ディズニーランド」、「パシフィコ横浜 国立大ホール」と海の辺の利用も進化して来ました。セミナーで疲れた目を休めるには打ってつけで、窓際で食事を済ませることもできました。
ジェームス・スキナー氏(セミナーの講師の一人)は、スーツは三着、車は所有せず、自転車を所有しているとのこと。(地球温暖化対策に協賛して車を手離されたようです。)新車は翌日3割価値が目減りするので、買うなら中古車を勧めていました。私もスーツは二着、自転車のみ所有です。
以前雑誌で、松下家(松下電器産業(株)創業家)では洗濯機が故障しても、部品交換で長年使用しているとの記事を読んだことがあります。
この様な話は、女性にとって面白くも無いでしょうが、女性もかなり受講していました。私は結構、好んでいます。 小田原梅干
ジョギングシューズ
今日の出来事 / 2008-01-20 20:02:19
ジョギングシューズがくたびれて来ましたので、教会の帰りに靴屋さんに寄りました。気に入ったサイズ25.0のシューズを試着すると、気持ち窮屈でした。他店を当たって、もし無ければそれでも良いなと思い、探してみました。裏通りの小さな店で手ごろなシューズを見つけ試着しました。
店主が「少し小さいようですね。この上のが良いでしょう。」と、25.5のサイズを履いてみました。「お客様が25.0のが良いとの事であればそうしますが、この方が良いようですね。大きければ、中敷きで調整できます。」説明の巧さに、何10年と決めていたサイズを変えてみることにしました。
慣らし運転をした後、早速使ってみると何となくゆったりした気持ちで走ることが出来ました。学生時代から続けているジョギングは、生活の一部となっています。不思議と天候に恵まれます。心臓が10歳若いそうです。大病が無いのもこのお蔭かも知れません。今は少し寒いですが、鍛錬そのものが幸福なのでしょうか。 小田原梅干
送別会に寄せて
今日の出来事 / 2008-01-14 10:09:13
送別会があった。薄暗い居酒屋チェーン店での、似たり寄ったりのお酒と料理を想像していました。今回の会場は少し趣が異なった。気がついた点を上げますと、
①ガラス越しに街の灯りが見える。非常口がはっきり解る。
②グラスにAビール会社のロゴが入っている。(ビール会社から協賛金が出ていることが解る。)
③大きなピッチャーに生ビールが注がれて出てきた。(ビールの仕入れ原価が割安のはず。)
④鍋料理の具材としての肉がモツである。(温かい内に食べれば何でも美味しいと計算済み。)
⑤残った汁を捨てさせず、最後にご飯が出てきた。つまり、出汁の効いた雑炊を提供した。
⑥飲み放題は1時間半まで。以降は有料。(場所の回転が計算できる。)
スタグフレーション(物価騰貴と高失業率が同時に発生する現象)の形相を呈している昨今、中々考えたサービスでした。職場が換わっても元気に活躍していただきたいものです。給料も上がるはずなので。 小田原梅干
謹賀新年
Weblog / 2008-01-06 09:42:50
新年が始まりました。充分な休養が取れましたでしょうか?私は元旦から仕事です。 東京~箱根駅伝をラジオで楽しみました。ミスをしない(基本の出来た)チームが強かった様に思います。もっとも、ミスをすることは若者の特権かも知れませんが。
私の記事の中で良く読まれているものに「Lund先生のこと」があります。Lund先生は80歳を越えてからグライダーに挑戦されています。私も今年は新しい事に挑戦する年にしたいと目論んでいます。
日本に居らした頃は、ストレスが溜まりやすかったようですが、今は伸び伸びされていらっしゃるようです。日本もそろそろ、同質社会から異質許容社会に転換が必要かも知れませんね。これが無ければ、地方分権も進展しないでしょう。
当市にも温泉がオープンしました。名付けて「おんりーゆー」。名前もいいですね。大雄山・最乗寺の近くですので、初詣の帰りにでも良いかも知れません。私もその内に行ってみたいです。 小田原梅干
⇒おんりーゆー